2019/03/09地震発生
2016年の熊本地震が発生を契機に地震予測のメルマガMEGA地震予測を配信してもらっています。メルマガは測量工学の権威、村井俊治東京大学名誉教授が開発された、GPSを使用した精度の高い測量をもとに、地形の変化をとらえて地震の発生を予測した内容です。
2019年3月6日発行メルマガでは今回の地震が予知できていたのかどうか、自分なりに検証してみたいと思います。
日本のほぼ半分の地域は警戒が必要
メルマガの内容をここで掲載するわけにはいかないので文字で説明します。
メルマガでは日本を6つの地域に分けて予測をしています。北海道・青森、東北地方・北関東、南関東・北信越地方・中部地方、近畿地方・中国地方・四国、九州、南西諸島です。これらの地域で発生が予測される地震の発生度合いを3段階に分けて教えていただけます。
メルマガでは日本地図に地震の発生予測地域が掲載されています。著作権の関係でお見せすることはできませんが、日本のほぼ半分、それ以上かもしれませんが要警戒、要注意、要注視に含まれています。
要警戒 | 震度5以上の地震が発生する可能性が非常に高い |
要注意 | 震度5以上の地震が発生する可能性が高い |
要注視 | 震度5以上の地震が発生する可能性がある |
ちなみに私が住んでいる大阪ー神戸間は要警戒地域に指定されています。発生すると南海トラフ地震になるでしょう。
今回の地震は予測されていたのか?
私の結論?わかりません。データとしては岐阜県は2019年3月現在、メルマガでは要警戒地域に指定されています。でもかなり前からずっと指定されています。すくなくとも2018年12月には群発地震が発生していて、要警戒地域でした。
今回の地震は最大震度4でしたが、予測できたのか?はよくわかりません。
そもそも5年後に発生するのか?明日発生するのか?予測という言葉はどう定義するのか?難しいところですね。
地震予測は難しい?
もう何十年も前になりますが、私が学生の頃には地震予測はできないと先生から教わったことがあります。煎餅を手で割るときにどこから割れるのかわからないのと一緒で、地球の岩盤を煎餅に見立てると予測不能だということでした。私もこの説に納得しずっと信じていました。
でも最近少し考えが変わってきました。煎餅だって力の掛け具合により、おおよそどこで割れるのかわかります。ましてや、煎餅の表面に亀裂をいれていれば、たぶんそこで割れるのであろうことは予測がつきます。
村井先生の観測も、断層など地面の割れ目がおおよそわかっていれば、GPSからの地面の移動の観測で、大陸プレートの移動を測定しておけば、おおよそどれくらいひずんだら割れそうだということはわかりそうです。
でも、相手は地球です人間の時間感覚とは違う次元で5年とか10年の長いスパンで考える必要がありますよね。人間の緊張感など1週間も持ちませんから、ずっと地震が発生しそうだと言われても、緊張感は薄らいでしまいます。1月前くらい前に発生しそうだと教えてくれると、皆さんそれなりに準備ができるんですけどね。
我が家は地震対策落第点
我が家も十分ではありません。本棚や壁収納などは天井に突っ張り棒を喰いこませ、倒れないようにしていますが、テレビや冷蔵庫、ダイニングテーブル、子供たちの机など全く固定していないものが家中いたるところにあります。
食料や水の備蓄もあまりなく、長期保存のペットボトル5,6本くらいで、食料は?スパゲティーや冷凍食品や小麦粉、米くらいですね。一応カセットコンロはあるので、2日くらいは何とかしのげるかもしれません。
情報を得るためのスマホの電源は1日持ちそうにありませんし、手動発電のラジオもありません。
ヘッドライトだけは釣りに行くので乾電池とともに十分あります。
本当に地震が発生したら、即近所のスーパーに駆け込み食料を調達せねば...
我が家も地震対策始めます
地震発生時に重要なのは、命を守ることなのでまずは寝室の家具が激しい揺れで寝ている人に倒れてこないように固定します。寝室にはキャスター付きのコートハンガーと、小さめのタンス、背の低い本棚があります。コートハンガーは掛かっているのが布なので最悪倒れてきても大丈夫だと思うので、対策が必要なのはタンスと本棚ですね。突っ張り棒で対策したいと思います。
情報収集に必要なスマホの電源を確保するために、先日大容量のモバイルバッテリーを買いました。
あとは、サバイバルのノウハウが満載の自衛隊防災BOOKを持っていると安心できるかもしれません。
村井先生の地震予測メルマガは月々200円です。毎週水曜日に送られてきています。どこの地域が危なそうなのかわかるので、何も情報なくいきなり地震がやってくるよりはましかもしれませんね。
世の中やたらと南海トラフ地震の発生が近いなどよく耳にします。いざという時のために今からでも遅くないと思いますので、地震発生後のための準備をしておいたほうが良いかもしれません。